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VMware Workstation
製品概要
最も利用されている、仮想化のデファクトスタンダード
VMware Workstationは1999年の最初のリリース以来、着実にバージョンアップし最新機能を提供し続けてきた、業界標準の仮想化製品です。 Workstationを利用する事で1台の物理マシン上で複数のOSを同時に実行でき、ハードウェアコストを削減し、作業効率を最大化します。
物理環境では実現できない仮想化ならではの機能とメリットを、VMware Workstationで体験して下さい。
VMware Workstationの仕組みと特徴
VMware Workstation は、PC の既存のオペレーティングシステム ( ホストOS )に、一般的なアプリケーションと同じようにインストールします。さらに、その VMware Workstation 上に仮想マシン (ゲストOS) とそのアプリケーションを、物理的な PC で行うのとまったく同じ方法でインストールし、実行します。
ゲスト OS は、安全な仮想マシン内で、他の仮想マシンやホストコンピュータから完全に独立した状態で実行されるので、ゲストOSやゲストOS上のアプリケーションでおきるソフトウェアのクラッシュが、ホスト OS や他の仮想マシンに影響を与えることはありません。デスクトップ上でアプリケーションを切替えるように、簡単に複数の仮想マシンを利用することができます。また、仮想マシンはデスクトップ上のウィンドウとしても、全画面表示モードでも実行可能です。
サスペンドやレジューム機能、Nonpersistent (読み取り専用)仮想ディスクモード、仮想マシンのカプセル化や他の仮想マシンへの容易な移動といった最新機能も搭載しています。
また、この Workstation では、単一の PC 内に高度なネットワークを構築し、仮想マシン同士、あるいはホスト OS や他のネットワークとの通信が可能です。
- 最新 OS 上のアプリケーションとレガシーアプリケーションが一台のコンピュータに共存でき、簡単にアップデートすることができます。
- 再起動や、ディスクを再分割したりすることなくオペレーティングシステムを追加したり、変更したりできます。
- 複雑なネットワークを築くのも、新しいアプリケーションを開発するのも、全て一台のコンピュータで実行できます。
- 「こうしたらどうなる?」といった開発やテストのシナリオも安心してテストシステムで行えます。仮想マシンなら、マウスクリック一つで修復できます。
VMware Workstation のメリット
アプリケーションの開発やテスト、品質管理
利用分野と現状の問題点 |
VMwareによる利点 |
- 検証用に複数台数のPCが必要
- 複数のPCを設定、あるいはパーティショニング、リブートする必要がある
- テスト環境の保存や、他の開発メンバーとの共有が大変
- OSのインストールと削除を繰り返し、テスト環境を構築するのに時間がかかる
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- 1台のPCでパーティショニングやデュアルブートすることなく、全てのOSやバージョンを実行可能です
- 仮想ディスクにより、テスト開発環境のメンバーとの共有/複製が可能なので、”開発すること”に時間を使えます
- 1台のPC上で、クライアントサーバベースアプリケーションのテストも可能なので、マシン台数を削減できます
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既存環境からの移行と互換性の保持
利用分野と現状の問題点 |
VMwareによる利点 |
- 最新のマシン、OSを利用したいが、使用中の業務ソフトがWindows95,98などでしか利用できない
- デュアルブートによる運用では、OSのインストールの煩雑性と再起動による時間とコストの無駄が発生
- レガシーアプリケーションの最新OSへの書き換えに掛かるコストと時間は莫大
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- 1台PCでOSやアプリケーションの互換性を維持したまま、最新のOSを利用できます
- 仮想マシンの一元配布ができるので各PCへの展開が容易です
- 仮想ネットワーク(NATやブリッジ)を使用して柔軟なネットワーク環境を構築できます
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PC教室やトレーニング環境
利用分野と現状の問題点 |
VMwareによる利点 |
- PC教室環境の構築/変更のセットアップのために、過度の時間を費やす必要がある
- 生徒による故意または不注意による環境の破壊と再構築にかかる時間やコストが増大している
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- 短時間で環境の配布/展開ができるので、他のコースを開設する余裕ができます
- リブートやパーティショニングすることなく、 1台のPCで多数のコース環境を提供できます
- 万一の場合でも即座に教室環境の再設定/復元ができます
- 1台のPC上で複数のOSの同時利用が可能なので、TCOの削減につながります
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営業やマーケティングのデモ
利用分野と現状の問題点 |
VMwareによる利点 |
- サーバやクライアントを必要とするデモのために複数台のPCを保持/移動させなければならない
- デモの度に“初期”状態の環境へ復元しなくてはならない
- デュアルブート運用による複数環境構築の限界(不具合の発生など)
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- 1台のPC上で様々な種類やバージョンのOSやアプリケーションを構築できます
- 1台のPCでクライアント/サーバ環境のデモが実現できるので、TCOの削減、移動にかかる負担を削減できます
- 仮想ネットワークによる柔軟なネットワーク環境の構築
- サスペンド/リストアにより起動時間を短縮し、デモの即時開始が可能です
- 反復レジューム機能によって、何度でも同じ環境を同一時点から簡単にかつ即座に実行可能
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機能紹介
Workstation 11の新機能
Workstation 11の新機能などについては、こちら のリリースノートおよびドキュメントをご覧下さい。
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