知って得する!ロードバランサーの情報マガジン coyote Magazine

イコライザー製品のページはこちらTOPへ戻る

マンガで学ぶ“はじめてのロードバランサー”

 

第1話 「負荷分散で一件落着!?の巻」

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

スマートフォン1台当たりの通信量は従来型携帯電話に比べおよそ20倍以上になるともいわれており、最近のスマートフォン利用者数増加に比例してモバイル端末全体の通信量も増加している。
総務省の調査によると日本におけるモバイル端末のデータ通信量は2010年9月時点で年64%の増加率となっており、移動通信システム全体のトラフィックは2017年には2007年の200倍にもなると予想されている。

 

イコライザーは7種類の負荷分散アルゴリズムを持つ。

  1. 登録されたサーバ順に負荷が分散される「RoundRobin(ラウンドロビン)」
  2. サーバ毎に優先度のウエイトを設定し、そのウエイトに応じて負荷分散する「Static weight(スタティックウエイト)」
  3. 処理しているコネクション数が最も少ないサーバに負荷分散する「LeastConnection(リーストコネクション)」
  4. 一番早く応答するサーバーに分散する「FastestResponse(ファーステストレスポンス)」
  5. Least ConnectionとFastest Responseを組み合わせて負荷分散対象を決定する「Adaptive(アダプティブ)」
  6. Least ConnectionとFastest Responseの比率をカスタマイズ設定可能な「Custom(カスタム)」
  7. 仮想マシンの負荷状況に応じて負荷分散対象を決定する「Server Agent(サーバーエージェント)」

また、ヘルスチェックはPingもしくはTCPハンドシェイクで行う。

 

イコライザーを導入する事で、サーバ台数を柔軟に変更できる。
サーバメンテナンスをサービスを停止せずに行える事はもちろん、例えばトラフィックの予想がつきにくい新規サービスの立上げの際などは最小構成でスモールスタートし、トラフィックの状況に応じてサービスを停止せずにサーバを追加する事ができる。
これにより新規サービスに対する初期投資を抑える事が可能になる。