スマートフォンにはPCと同様にリッチコンテンツを提供する事が可能だが、端末側の制約で特定のコンテンツが閲覧できないケースもある。例えばFlashを利用したコンテンツの場合、PCやAndroid端末ではそのFlashを再生できるが、iPhone、iPadではブラウザであるSafariがFlash未対応の為、再生できない。
このような場合、 iPhone、iPad専用にFlashを使用しない動画コンテンツを準備し、そのコンテンツへアクセスさせる事でiPhone、iPadでも動画再生できるが、その端末のみアクセス先のURLを変更するのは非効率である。
イコライザーは端末毎のアクセスに応じて振り分け先サーバを変更する事ができる。
アクセスしてきた端末が従来型携帯電話、スマートフォン、PCなど、どの端末からによるものなのかを判断し、 Match Rulesという機能(第2話参照)で各端末向けに準備したコンテンツを配置したサーバへ振り分ける事が可能である。
また、端末からのアクセスを別URLに誘導(リダイレクト)する事ができるResponders(レスポンダーズ)という機能と前述したMatch Rulesを組み合わせ、iPhone、iPadからのアクセスのみを、Flashを使用しない専用動画コンテンツへ誘導する事ができる。
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