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導入事例  : IMJネットワーク

2004年5月17日

ASP/ホスティングサービスの運用管理を支える
「VMware ESX Server」

詳細な資料はこちらからPDF(1.62MB)

VMware 製品導入の経緯、理由

テイルバックでは、レンタルサーバー事業を行っており、従来の1社(顧客)に1台のサーバーを提供する方法では、ラックのスペースが膨大に必要であり、また1ラックの電源容量も足りなくなるケースがありました。また1台1台インストール・設定を行う方法では、管理者にとっても負担であり、サービス提供開始まである程度の日数が必要でした。そこで、テイルバックでは、1台のハードウエア上で複数のOSを稼動できる仮想マシンテクノロジーに注目し、ハイエンドクラスのサービスに実績があり、運用が手軽である、VMware ESX Serverを採用しました。

導入に際してのトラブルは?

インストールなど導入に際して国内最多の導入実績を持つ(株)ネットワールドの技術サポートもあり、特に問題も無く非常にスムーズに進みました。またサービスの安定した提供と合わせ、経費および人的リソースを最大限に縮小するた
め、ひとつのハードウェア上で運用する仮想マシンの数を決定する検証に時間をかけた結果、最大で20仮想マシンまでの運用を決定しました。

満足度

運用面においては5点(5点満点中)で、仮想マシンのファイルコピーによるサーバー複製の容易さ、GUI ツールによる管理の容易さなど非常に満足しています。コスト面については、現状3〜4点ですが、現在運用中の5仮想マシンから、サービスが普及していきさ らに仮想マシン数が増えることで(20を予定)十分なメリットが享受できる予定となります。その他として、レンタルサーバー事業においてサービス(顧客) の幅が広がりました。以前は共用、専用ホスティングの2種類のサービスしかなく、共用は安いがセキュリティが心配、専用は高額で手軽に利用できないといっ た声がありましたが、その中間のサービスとして、手ごろな値段で、OSごと貸し出し、セキュリティの高いサービスを提供できるようになりました。

今後の展開予定、取り組み

現在データをSAN(ストレージ)上に移行し、ディスク障害によるサービス低下解消を行っております。さらに今後物理的なハードウエア間で仮想マシンを運 用中に移動できる、VMwareVirtualCenter(TM) /VMotion(TM) を導入することで、サーバーを停止することなくハードウエアのメンテナンスを行うなど、お客様にさらに安定・安心したサービスの提供を行って参ります。ま た、1台のハードウエア上に中小企業向け社内システム(ファイアウォール、メールサーバー、Webサーバー、DBサーバー、グループウェアなど)をパッ ケージにした、セキュリティの高い、運用管理・サポートも含めたアウトソーシングサービスの展開も予定しております。

株式会社IMJネットワーク (旧 株式会社テイルバック)
システムインテグレーションサービス、インフラサービス、ASP及びホスティングサービスを手がける株式会社IMJネットワークでは、VMware社の仮想マシンソフトウェアVMware(R) ESX Server(TM)を導入し、リーズナブル且つ、サービス提供開始までを短期間で実現するホスティングサービスを提供しております。

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