VMware NSX Portal | FAQ(ライセンス)
※本サイトでは、「NSX for Multi-Hypervisor」の情報はご提供しておりません。
「NSX for vSphere」(以下NSX)の情報のみを取り扱っております。
VMware NSX のライセンス体系を教えてください
NSXには、物理CPU単位で購入いただける基本ライセンスと、仮想デスクトップの同時接続数単位で購入できるデスクトップライセンス、仮想マシン単位で購入できる1年間のタームライセンスがございます。
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名称 ライセンス 備考 NSX Standard 物理CPU数 / 1ソケット単位 NSXを構成するホストの物理CPU数分のライセンスが必要です。 NSX Professional NSX Advanced NSX Enterprise Plus NSX Advanced for Desktop 同時接続10ユーザー単位
もしくは
100ユーザー単位仮想デスクトップ環境でのみ利用できるライセンスです。 NSX Enterprise Plus for Desktop NSX Enterprise Plus 1year Term 25VM単位 1年間だけ利用可能なライセンスです。継続利用には、ライセンスと保守の更新が必要です。Enterprise Plusエディションのみが提供となります。
ライセンスやNSX構成についての詳細なご説明は、お問い合わせフォームからお問い合わせください。
VMware NSXエディション機能表
VMware NSX 各エディションの機能は下記になります。
カテゴリ | 機能 | Standard | Professional | Advanced | Enterprise Plus | ROBO |
---|---|---|---|---|---|---|
NSX | 分散スイッチングおよびルーティング | ○ | ○ | ○ | ○ | ○*3 |
NSX Edge ファイアウォール | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
NAT | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
物理環境へのソフトウェアL2 ブリッジ | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
ECMP 動的ルーティング(Active-active) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
クラウド管理プラットフォームとの連携(*1) | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
分散ファイアウォール | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
VPN(L2 and L3) | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
NSX Cloudとの連携(*2) | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
NSX Edge ロードバランシング | ○ | ○ | ○ | |||
分散ファイアウォールとの連携 (Active Directory, Workspace ONE, サードパーティ製品) |
○ | ○ | ○ | |||
Application Rule Manager | ○ | ○ | ○ | |||
コンテナのネットワーク&セキュリティ | ○ | ○ | ||||
マルチサイト のネットワーク&セキュリティ(Cross-vCenter NSX) | ○ | ○ | ○ | |||
ハードウェアVTEPとの連携 | ○ | ○ | ||||
エンドポイント監視 | ○ | |||||
L7の分散ファイアウォール(アプリケーション、RDSH) | ○ | |||||
vRealize Network Insight Advanced | ネットワーク監視、分析、トラブルシュート | ○ | ||||
FWプランニング&管理 | ○ | |||||
ネットワークトラフィックの可視化 | ○ | |||||
NSX Hybrid Connect Advanced | Large Scale Workload Migration | ○ | ||||
WAN Optimaization for Workload Migration | ○ | |||||
Traffic and Load Management Across Multiple Links | ○ |
(*1) L2, L3, NSX Edge Integration Only.
(*2) 別途NSX CloudのSubscriptionが必要です。日本国内でのNSX Cloudの展開は未定です。
(*3) VLANベース、分散スイッチのみ有効
○は旧型番(または旧Enterprise)からの機能差分です。
エディションの選定ポイント
Standardのおすすめ機能
- 分散スイッチングおよびルーティング
- NSX Edgeファイアウォール
既存ファイアウォール製品のリプレイスや、ネットワーク仮想化のスモールスタートをご検討のお客様におすすめです。
Advancedのおすすめ機能
- 分散ファイアウォール
- NSX Edge ロードバランシング
仮想マシン単位でのファイアウォール機能によるセキュリティの強化や、ロードバランサなどのネットワーク機能仮想化(NFV)をご検討のお客様におすすめです。
Enterpriseのおすすめ機能
- Cross vCenter NSX
- NSX Edge VPN
マルチサイト環境でNSXを利用することができます。サイト間でのL2ネットワークの延伸や、災害対策ソリューションとの組み合わせをご検討のお客様におすすめです。
無償版の「NSX for vShield Endpoint」とは何ですか?
対応するvSphereをお持ちのお客様は、終息した「vShield Endpoint」と同様の機能を提供する「NSX for vShield Endpoint」を無償でご利用頂けます。こちらを利用することで、トレンドマイクロ社のDeep Security Virtual Appliance(DSVA)をご利用いただくことが可能です。DSVAの利用において、NSXの分散ファイアウォールと連携した仮想マシンの自動隔離(セキュリティタグの付与)を行う場合、NSXはAdvanced以上のライセンスが必要になります。
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NSXライセンス NSX for vShield Endpoint NSX Standard NSX Advanced NSX Enterprise DSVAの利用 ○ ○ ○ ○ 自動隔離 × × ○ ○
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「vShield Endpoint」および「NSX for vShield Endpoint」の詳細につきましては、メーカーサイトをご確認ください。