2014年4月16日
株式会社ネットワールド
ITインフラのソリューション・ディストリビューターである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、VMware社がSoftware-Defined Storage(ソフトウェア定義のストレージ)分野の最初の製品である「Virtual SAN (以下 VSAN)」製品を正式リリースしたことを受けて、同製品の販売と導入支援サービスの提供を開始します。
また、ネットワールドのパートナー向け教育プログラムとして、VSANの無料ハンズオントレーニングを提供開始します。このトレーニングは、個別開催、オンサイト開催、内容のカスタマイズなどにも対応します。
高可用性やライブマイグレーションvMotionなどの仮想化ハイパーバイザーのクラスター機能を利用する上で、従来は、複数のサーバからアクセスが可能な共有ストレージアレイが必要とされてきました。
これに対して、VSANは、各サーバに内蔵されているHDD(磁気ディスクドライブ)を束ね、サーバに内蔵されたSSDまたはPCIeのフラッシュメモリのキャッシュで高速化してディスクグループを作成し、サーバ毎のディスクグループをネットワーク越しに束ねて仮想的な共有ストレージを実現するソフトウェアです。これにより、仮想化ハイパーバイザーのクラスター機能を実現するのに、物理的な共有ストレージをもつアーキテクチャーが不要となります。
また、VSAN上の仮想マシンは、従来の共有ストレージを利用した場合の画一的なサービスレベルではなく、それぞれに設定されたVSANのストレージポリシーに基づいて、パフォーマンスやキャパシティ、サービスレベルを設定・管理できます。
VSANは、共有ストレージの代わりにサーバ内蔵の安価なSSDとHDDが活用できることや、よりきめこまかいサービスレベルの設定の実現、サーバを追加することでストレージのパフォーマンスやキャパシティを追加できるので仮想的な共有ストレージを拡張できるといったメリットがあります。
VMware社の認定ディストリビューターであるネットワールドは、VMwareソリューションプロバイダーであるパートナー向けに仮想環境の導入の支援のためのサービスとして、仮想インフラ構築、仮想インフラへの移行、DR環境構築、仮想デスクトップインフラ構築などの様々なサービスを提供してきました。
今回、これらを、VSANを対象として拡充し、VSANの導入支援サービス、VSANの無償ハンズオントレーニングを追加しました。
また、ネットワールドが昨年オープンした「Pre Integration Center(PIC)」を利用し、VSAN環境を出荷前に構築した上で、出荷するサービスも提供します。
さらに、ネットワールドは、VMware関連トレーニングの長年の実績がVMware社により評価されて、日本国内で唯一、VMwareソリューション・コンピテンシーを対象とするVMware社の認定プログラムを日本語で提供しています。VSANに関しても、VMware社の「Storage Virtualization Solution Competency(ストレージ仮想化ソリューション・コンピテンシー)」の取得支援トレーニング提供に合せて、日本語でのトレーニング提供を予定しています。
今回提供開始するVSANの導入支援サービスと教育プログラムの内容は以下のとおりです。
株式会社ネットワールドは、ITインフラストラクチャのソリューション ディストリビューターとして、クラウド コンピューティング時代の企業IT基盤を変革する技術製品と関連サービスを提供しています。サーバー、ストレージやネットワーク、そしてアプリケーションやデスクトップの仮想化に早期から取り組み、次世代のITインフラストラクチャのあるべき姿をリードしています。
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