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2013年8月26日

株式会社ネットワールド

ネットワールド、業界標準の仮想化環境ベンチマークツール
「Login VSI」の最新版を発表
ユーザフレンドリーな設定画面、測定に必要なリソースの軽減、
負荷シナリオの容易なカスタマイズで、ベンダーやシステムインテグレータだけでなく、
エンドユーザがシステム運用でも使用できるツールに変貌

ITインフラのソリューション・ディストリビュータである株式会社ネットワールド(本社:東京都千代田区、代表取締役社長 森田 晶一)は、VDI(仮想デスクトップ)及びSBC(サーバ・ベース・コンピューティング)のパフォーマンスを測定するベンチマークツールの最新版「Login VSI 4.0」を、本日8月26日より提供開始します。
「Login VSI」は、米国ログイン・ブイエスアイ社(Login VSI Inc.)が開発するベンダーに依存しない汎用ツールで、製品版の「Login VSI Pro」と、無償版の「Login VSI Express」があり、いずれも日本語環境に対応しています。

最新版のLogin VSI 4.0は、インストール手順と設定画面を、直観的なGUI画面で誰にでもわかり易く変更したことで、従来版と比較してインストール・設定の作業負荷が大幅に軽減されました。
また、Login VSIの負荷発生サーバ(Launcher)に必要なリソース割当てを軽減できる「ダイレクト・デスクトップ・ラウンチ(DDL:Direct Desktop Launch)モード」が追加されました。従来は、45台のターゲットマシン(測定対象VDIもしくはSBC)ごとに1台のLauncherが必要でしたが、DDLモードを選択すれば、1台のLauncherで、ターゲットマシン数百台以上の測定が可能となり、パフォーマンス測定のために用意する機材等が大幅に削減されます。
さらに、負荷シナリオへの独自のアプリケーション動作の追加が、Launcherの管理コンソールから汎用的な言語を使用して容易に行えるようになりました。

VDIやSBCの導入プロジェクトを成功に導き、快適なユーザエクスペリエンスを確保し、コストを最適化するためには、パフォーマンスやスケーラビリティ、キャパシティを正確に解析・評価することが必要です。
Login VSIは、これまで主にHP、Dell、Cisco、EMC、NetAppなどのハードウェアベンダーや、Microsoft、Citrix、McAfee、Quest Softwareなどのソフトウェアベンダー、システムインテグレータ等が使用していましたが、最新版のLogin VSI 4.0は、さまざまな機能改善により、エンドユーザが自社システム用に導入し、パッチ適用やアプリケーション追加など、導入後の要因変化がパフォーマンスに与える影響を測定するなど、パフォーマンス管理ツールとして、システム運用目的にも有効なツールになりました。

製品版の価格とライセンス体系は従来版と変わらず、最少ライセンスである使用期間3カ月間、100ユーザワークロードの価格は380,000円(税別)で、向こう1年間で50社への販売を見込んでいます。
ネットワールドは、エンドユーザにLogin VSIによるベンチマークを浸透させ、コンプライアンスや情報漏えい対策の強化、管理の効率化、ユーザのモビリティの向上などに有効なソリューションであるVDIやSBCの導入を加速します。

■最新版「Login VSI 4.0」の主な特長

インストール時間・設定時間を大幅に削減
Login VSIの実行モジュールを各Launcherにインストールする必要がなくなりました。
また、様々な設定はユーザフレンドリーなGUI画面を用いるように改善され、特別なトレーニングを受けていないユーザでも直感的に設定が行えるようになりました。
DDLモードにより、負荷発生サーバのリソースを軽減
従来版では、45台のターゲットマシン(測定対象VDIもしくはSBC)毎にLauncherを構築する必要があり、例えば、500 VDI をターゲットとする場合は、12台のLauncher(負荷発生サーバ)構築が必要でした。
最新版のLogin VSI 4.0でダイレクト・デスクトップ・ラウンチ(DDL)モードを選択すると、Launcher上でVDIのクライアントソフトウェアが起動しないため、Launcherのリソースが軽減され、500 VDI のベンチマークテストであれば、1台のLauncherで測定することが可能です。
独自のアプリケーションのシナリオへの追加が容易に
負荷シナリオに、独自のアプリケーション動作追加が、Launcherの管理コンソールの専用エディターから容易に行えるようになりました(カスタマイゼーション)。しかも、従来版ではAutoIT言語を使用してカスタマイゼーションする必要がありましたが、最新版のLogin VSI 4.0では、汎用言語(メタ言語)を使用して行うことが可能になりました。


Launcherの管理コンソールから、専用エディターを起動

実環境により近い負荷シナリオ
Login VSIには、ワークロードのテンプレートに負荷シナリオが規定されています。最新版のLogin VSI 4.0は、Webブラウザの同時起動数を増やしたり、動画再生のコンテンツを増やす等、昨今のPCユーザの利用状況に合せた負荷シナリオに変更しており、より実環境に近い負荷を与えられるようになりました。
製品版、無償版ともに日本語環境に対応
従来通り、製品版「Login VSI Pro」、無償版「Login VSI Express」では、Windows日本語環境に対応しており、導入マニュアルも日本語で用意しています。
無償版「Login VSI Express」(30日間、50ユーザワークロードまで、機能制限付き)は、ネットワールドのWebサイトから申込みを受け付けています。

無償版ダウンロードはこちら

■「クラウド環境の運用・管理関連講座」

販売開始 : 2013年8月26日
販売価格 : ユーザワークロード数と使用可能期間でライセンスされます。
  • 最少ライセンスである3カ月間使用、100ユーザワークロードは、定価380,000円
    (税別、サポート・メンテナンス含む)
  • 使用可能期間: 3カ月、6カ月、12カ月、永続(期間限定無し)の4種類
  • ユーザワークロード数: 100ユーザワークロードから (永続ライセンスは250ユーザワークロードから)
販売経路 ネットワールド、および同社販売パートナ経由

■「Login VSI」 について

「Login VSI」の負荷発生サーバ(VSI Launcher)から、Login VSIのモジュールソフトをインストールした測定対象のVDIやSBCのサーバに対してワークロード(負荷)をかけて、そのレスポンスタイムなどを解析・評価します。これにより、快適に使える最大ユーザ数 / セッション数の値(VSImax値)が把握できます。
ワークロードは、オフィスで典型的に使用される10種類以上のアプリケーションを動作させることによって行います。
ワークロードのシナリオには、ライトユーザ、ミディアムユーザ、ヘビーユーザなどのテンプレートが用意されており、各シナリオに沿った負荷、これらワークロードの組合せによる負荷を発生させることができます。

Login VSI製品情報

■Login VSI Inc. について

Login VSIは、サーバ・ベース・コンピューティング(SBC)、仮想デスクトップ(VDI)システムのコンサルタントであるLogin Consultants社が、コンサルティングを行う際に自社開発したベンチマークツールを2009年から商用版として外販したもので、2012年7月に部門分離されて別会社となったLogin VSI B.V.社が、その開発・販売・サポートを引き継ぎ、その後Login VSI Inc.社が設立されて再度引き継ぎました。
本社は米国 カリフォルニア州 サンタクララにあり、開発拠点はオランダ アムステルダムにあります。
※Login VSI の手法・解析は広く認められており、多くのハードウェアベンダー、ソフトウェアベンダーが、Login VSIを使用したベンチマーク結果を公表しています。

http://www.loginvsi.com/

■株式会社ネットワールドについて

株式会社ネットワールドは、ITインフラストラクチャのソリューション ディストリビューターとして、クラウド コンピューティング時代の企業IT基盤を変革する技術製品と関連サービスを提供しています。サーバー、ストレージやネットワーク、そしてアプリケーションやデスクトップの仮想化に早期から取り組み、次世代のITインフラストラクチャのあるべき姿をリードしています。

http://www.networld.co.jp/

■ 報道関係者お問い合わせ先

株式会社ネットワールド
マーケティング本部MARCOMグループ

■ 製品ならびにご購入に関するお問い合わせ先

株式会社ネットワールド

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