Networld LOGO
   Google
ホーム 製品 ソリューション 教育(トレーニング) サービス/サポート イベント・セミナー 会社情報
News
Home > Press release

2008年 10月 20日

株式会社ネットワールド

ネットワールド、VMware仮想化環境でサーバー負荷分散を最適化する
ロードバランサーの最新版「Equalizer v8.0」を発売

サーバー仮想統合と負荷分散の連携により、ビジネス継続性と柔軟性をさらに向上

ITインフラのソリューション・ディストリビュータである株式会社ネットワールド (本社:東京都千代田区、代表取締役社長 塩田 侯造)は、アプリケーションの負荷分散/高速化に優れた米Coyote Point Systems(コヨーテ・ポイント・システムズ)社のロードバランサーの最新版「Equalizer (イコライザー) v8.0」を発売します。
3年ぶりのメジャーバージョンアップであり、VMwareと連携した仮想マシンの負荷分散の最適化、ストリーミング配信などの高トラフィックシステムへの対応、AjaxによるダイナミックWeb管理画面の採用など、機能・利便性を大幅に向上させており、レベルに合わせてハードウェア仕様を選べる4モデルで構成される「Equalizer SIシリーズ」の内、レイヤー7対応の上位2モデル(全ポートギガビット対応の最上位モデル「Equalizer E550si」、および「Equalizer E450si」)に搭載して販売します。

「Equalizer v8.0」は、複数のVMware ESX Serverおよび仮想サーバーファームを一元管理できるVMware社のツール「VMware VirtualCenter 」(以下VC)と連携可能な新しい「Equalizer VLB (Virtualization Load Balancing)機能」を搭載しています。
VLB機能は、VMwareの仮想化環境でもアプリケーションパフォーマンスと高可用性を実現し、ビジネス継続を強化するもので、VC上で統合管理されている仮想マシンの負荷情報(CPU/メモリの使用率)を取得し、その値と仮想マシンからのレスポンスやアクティブコネクション数を基により、最適な負荷分散を可能にします。
ネットワールドは、物理サーバーやアプリケーションの仮想化においていち早くVMware製品を日本市場に投入するなど、8年以上の長期にわたり仮想化技術に取り組み今日に至っています。
今後もサーバー最適化、グリーンITの推進、ディザスタ・リカバリ/ビジネス継続性など、さまざまなソリューションの中核技術として仮想化を位置づけていますが、今回発表する「Equalizer v8.0」の仮想化環境向けのVLB機能は、ネットワールドが目指す真の仮想化エコシステム実現への鍵となります。

また、「Equalizer v8.0」では、従来からユーザの管理者に大変好評だったWeb管理画面を、新たにAjaxを採用したダイナミックな管理画面へと大幅に改良しました。その結果、導入・運用の管理者負荷を軽減し、アプリケーションの負荷分散/高速化におけるTCOを今まで以上に削減することが可能です。
さらに、「Equalizer v8.0」は、クライアントへの返りのパケットを、Equalizer経由ではなく、分散された実サーバーから直接クライアントへ返す「Direct Server Return(DSR)」機能を搭載しました。これにより、今まで負荷分散対象としてあまり効果的ではなかった動画配信システムやファイル転送システムなどクライアント/サーバー間のトラフィックが非常に大きいシステムでも、Equalizerのパフォーマンスに左右されにくい大規模なシステムの構築も可能となります。

■Equalizer v8.0の主な新機能/改良点

  1. Equalizer VLB (Virtualization Load Balancing)機能Phase1を搭載
    VLB機能は、EqualizerがVMware社のVirtualCenter(以下VC)と連携し、VC上で統合管理されている仮想マシンの負荷情報(CPUおよびメモリの使用率)を取得。その値と仮想マシンからのレスポンスの速さやアクティブコネクション数を基にEqualizerのDynamic Weight値に反映させ、仮想マシンに対してより最適な負荷分散を行うことができます。


  2. DSR (Direct Server Return)機能を搭載
    DSR機能は、クライアントへの返りのパケットを、Equalizer経由ではなく、分散された実サーバーから直接クライアントへ返すことができます。この機能を利用することでEqualizerへの負荷を大幅に減らすことができ、より大規模で負荷の高いシステム(ストリーミング配信等)を構築することができます。


  3. Ajaxを利用したダイナミックなWeb管理画面へデザインを刷新
    Web管理画面が大きく刷新され、より直感的にEqualizerの情報を確認し操作することが可能になりました。展開可能なツリー上のリストが設定項目に使用され、各項目で右クリックによるコマンド表示が可能になりました。画面右には選択した項目がタブ形式で表示されます。


  4. 複数のログインアカウントを作成可能
    以前のバージョンではtouchおよびlookアカウントのみが提供されていたが、新バージョンからはユーザ自身がアカウントを追加することができます。それぞれのユーザはread、write、add/delの権限をクラスタ毎に設定することが可能です。

■Equalizer v8.0 提供開始時期

  ・提供開始時期 : 2008年10月23日 (予定)
  ・提供対象機種 : 「Equalizer E450si」および「Equalizer E550si」
       
  「Equalizer E450si」 1仮想クラスタの登録可能サーバー数 128台
10/100 × 16ポート(Internal), 10/100/1000×1ポート(External)
  「Equalizer E550si」 1仮想クラスタの登録可能サーバー数 512台
10/100/1000× 1ポート(Internal), 10/100/1000×20ポート(External)
  ・販売価格(税込):
Equalizer E450si (携帯端末対応) 1,837,500円
   
Equalizer E450si (二重化パック・携帯端末対応) 3,622,500円
   
Equalizer E550si (携帯端末対応) 2,021,250円
   
Equalizer E550si (二重化パック・携帯端末対応) 3,984,750円
 
現在すでに提供対象機種をご利用で有効な保守契約があるユーザ様は、 追加料金なしで最新版にアップグレードして頂くことができます。

■ Coyote Point System, Inc. について

米国ニューヨークに本拠地を置くCoyote Point Systems, Inc.(コヨーテ ポイント システムズ)は、“Easy and Affordable(手頃で簡単)”をコンセプトにコストパフォーマンスに優れ耐障害性が高いインテリジェントロードバランサー「Equalizer SIシリーズ」の開発・販売をしております。また世界17ヶ国に販売パートナーを持ち4000社以上の顧客を抱える成長企業です。近年成長が著しいSME(Small and Medium-sized Enterprise)市場とグリーンITの分野にフォーカスし、さらに仮想化をキーワードに製品開発を進めております。コストパフォーマンスに非常に敏感な市場のニーズをいち早く製品に反映させ小中規模から大規模サイトまでを幅広くサポートする製品ラインアップを提供しております。
http://www.coyotepoint.com/

■ 株式会社ネットワールドについて

株式会社ネットワールドは、ITインフラストラクチャのソリューション・ディストリビュータとして、ユーティリティ・コンピューティング時代の企業データセンタと、そのセキュアでユビキタスなアクセスを実現する革新的な技術製品と関連サービスを提供しています。サーバーやストレージ、そしてアプリケーションの仮想化に早期から取り組み、次世代のITインフラストラクチャのあるべき姿をリードしています。
http://www.networld.co.jp/



■ 報道関係者お問い合わせ先

株式会社ネットワールド
マーケティング本部MARCOMグループ
E-mail:お問い合わせメールフォーム

■ 製品ならびにご購入に関するお問い合わせ先

株式会社ネットワールド
マーケティング本部マーケティング1部
E-mail:お問い合わせメールフォーム


※製品写真は以下でご覧いただけます。高解像度データをご希望の方はご連絡ください。

  1. http://www.networld.co.jp/coyote/e450si.htm 「Equalizer E450si」
  2. http://www.networld.co.jp/coyote/e550si.htm 「Equalizer E550si」

※記載されているロゴ、会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

※プレスリリースに掲載されている情報は発表日現在の情報です。
発表後予告なしに変更されることがございますのであらかじめご了承ください。

「Coyote」製品についての詳細はこちら

2008プレスリリースのインデックスへ戻る
プレスリリース
プライバシー・ポリシー お問い合わせ サイトマップ